改造、改良箇所

入手するまでこんなに「ダメ」な所だらけとは。お店に相談してもダメな理由がよくわかった

理由1.パーツ入手が困難

理由2.修理が困難

理由3.全体的にめんどくさい

だから…街中で見ないんだな…

だから…「店」で売らないんだな…

(まっ…売ってるんだけど…)ちなみに…改造・改良点をご紹介しますが…

「やり方」や工作のしかたはご自身で切り開いて欲しいです

ネット社会ですので素人の私でもなんとかなりました。

いろんな方々が挑戦しています。自分でやりたい方は他サイトも参考にされるといいと思います。私はスキルもスペースもありませんので

「協力してくださる方」を探しました

20件くらい探しましたがバイク屋は諦めて…機械工作の方に協力していただきました。

KMRDさん

イタルジェットドラッグスター180修理・改造計画@2015

hitoshi45さん

ありがとうございました。

「バイクを直してくれ」ではなく「ここをバラしてこんな風に」と具体的に注文すると

「ハイよ。」

…と意外とアッサリ。なんだかんだとこれだけで1か月を要してしまった…

改良点を以下にまとめてみました。(各テキストをタップ)

 

 


 

まずはウォーターポンプ

これをやらなくても走ります。

「ある時」までは…

ご存知とはおもいますがノーマルのポンプはハッキリいって「ダメ」です。「ダメ」な理由…べつに壊れなければいいんです…これで。

または不具合発生直後に修理できれば。10000kmくらいで確実に不具合でます。自分のは7000km程度でしたがすでに不具合でてました。

たかが数千円の部品ですが…

交換が超面倒。不具合のまま走り続けるとオーバーヒートによりエンジンが完全にアウトです。

この作業は自分でやりました。しかし大きな勘違いから大変なことになりました 。しかし大きな勘違いから大変なことになりました 。わかっていなかったのは…

エア抜き

抜けてないと 「ゴボゴボ」 いうんですよ。それを「 よし動いてるぞ…」 なんて大きな 「勘違い」 をしたばっかりにクーラントが吹きこぼれオーバーヒート。エンジンは勝手に吹き上がりキーを抜こうが電気系を切ろうが自己崩壊一直線

ボンっ…!!

と音と共に白煙は吹き上がり…「ハイ終了」

さすがに折れた…( ノД`)シクシク…

捨てる神あれば拾う神あり…これなんと

「ジャンク品」

「ヤフオク出てますよ」とKMRDさん。 「不具合あり」との記載も気にせず落札。 届いてビックリ

チョー綺麗!!

ひと通りチェックして理由も判明。 モチロン使える。いや…このタイミングでの出現ありがとう!!これでエンジンリニューアル

これは超が付くほどうれしかった

施工方法はこちら

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オイルポンプ

エンジンリニューアルに際して気になっていたこと…オイルポンプ

いわゆるNSRとかTZR等はポンプに異常をきたさぬように 細心の注意 がはらわれている。…ようだ(人から聞いたので)それにくわえこのエンジンは…

ポンプを駆動するのに「輪ゴム」を使っている

正式にはオイルポンプベルト?

でも輪ゴムみたいなの。小さなタイミングベルトとでも?自分はこの小さなベルトにこのエンジンの運命をゆだねる気にどうしてもなれなかった。

って事で

「撤去」

ついでにオイルタンク

「撤去」

おかげでいろいろ入るようになりました。2stオフロードは 混合 も現役だし。

混合のメリットデメリット

メリット(自分なりに思う)

1.焼き付きのリスクが減る

2.混合比率を細かく設定できる

3.キャブセッティングがしやすい(気がする)

4.オイルを変えたいとき変化がわかりやすい

 

デメリット

1.給油が面倒

2.必然的にガソリンスタンドはフルサービス…

3.慣れないと給油時に手がべたべた…

賛否あるとは思いますがあくまで自分流「分離給油でしょう!」いいと思います。 全然否定しません。

結果、給油のときだけ慣れればメリットが大きいと判断。実際にいいと感じる… 自分は。

街のGSでの給油方法はこちら→

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エクスパンションタンク

何だ?エクスパンションタンク? リザーバーじゃねえの? ハイ…

どっちでもいいです。もはや…

冷却通路を完全に密閉することで冷却水の沸点があがり熱交換率、効率が良くなるそうだ… 問題このバイクの冷却水に圧力をかけたらどうなるでしょう?

回答それ以前にあちこちお漏らししてます

そもそも加工精度も高くないのでより負担の少ない (と思う)

リザーブタンク化へと変更。

このタンクに合う蓋なんかどこにもない… ノーマルの蓋に加工を施すのは抵抗がある。 その辺の洗剤やらビンやらの蓋をかたっぱしからつけてみる

あった「ワコーズオイル1L」

漏れ止めも忘れずに。

穴をあけてエアバルブを装着。チューブにリザーブタンクを繋げてハイ終わり。

あっけない

100均のドリンクホルダーをバンドで固定。クーラント液をリザーバーにほんの少し予備として入れておく。 (画像くらいでOK)

最初はわからなくて 1/3くらい入れていたらリザーブから溢れました

結局そんなに予備なんていらない

チューブがしっかり底までついていれば問題ない液が冷めてタンクへ戻るときにストローが吸えないとまずいので少し予備がはいいていれば安心なだけ

このタンクは予備…

何故なら補修が効かないから…私のバイクについてるヤツもそうだ

「割れる」または「割れてる」

高温と圧力に耐えかねるのか、経年変化なのか、 頑張ってあちこち探して手に入れたが 最近は新品が手に入る …なんだかなぁ。

さらに頑張って友人にこんなものまで造ってもらった。テキトーに図面らしきものをFAXしたらこれがきた。以前は装着して使っていた。 ちゃんと使えるが いかんせん残量がわからん …

ということで今は記念品です

2022年3月に町工場制作のハイクオリティなクーラントタンクに換装いたしました。施工案内3へ→

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ラジエーターファンスイッチ

いつまで経っても「冷却」の呪縛から解放されない

いい加減「普通」になってほしい

ある時ふと気づく。 ヒートランプが赤々と点灯。 冷却水が熱々だってこと

う~ん… ろんな要素がありすぎて特定できない

この頃になるとこのバイクのことが手に取るようにわかってきた。無論、ダメさ加減ってことなんだけど

他のサイトを覗くと…あった

サーモスイッチが 「ダメ」 です…と。 もはや驚かない。しかも部品はすぐ手に入る。下の部品なら1500円くらいで買える。 (写真下のテキストをクリック)

イタルジェットドラッグスター、サーモスイッチ

スイッチといってもレバーがついてるわけじゃない。冷却水が流れる金属パイプの途中にねじ込まれている。

端子が2本突き出していてある温度以上になると解放された接点の抵抗値が下がる。要は熱くなるとスイッチオンになる。部品を外し鍋で煮てみる。テスターで抵抗値の変化を観察…無論変化なし

ハイ故障

ち~ん…

調べたらやはり ナンセンス なことだった。 スイッチに直接電流を流している

「何が悪いの?」

…ハイ…ダメなんです

繰り返し接点が点いたり離れたりするとスイッチ自体が電気的耐力がないので結果

「終了」

となります。そこで 「リレー」を組むことに 普通にナップスにあった。980円だったかな。 ギボシをつくって割り込ませて…アースとって…そうだ。ついでに ミニスイッチつけて手動でも動く ように。(写真の水温計はずっと後につけた) まずはミニスイッチオン。

「キュ~ン」 いいねぇ

走っている最中も 「キュ~ン」 みるみる赤ランプが消灯していく…

治った…!?

施工方法はこちら

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電気系ハーネスの見直し

正直、地味で楽しくない。

でも否応なくやらなければならなかった…ちょっと走れるようになり時間があれば頻繁にその辺をひとっ走り。

ところが…

エンストの応酬…?

始動はいい感じ。でも走り出してしばらくすると「スト…ト・ト・・」あれ? しかも症状がハッキリしない。調子よいんだけど調子悪い…

あ~もう!!わからん!!

わかんないから古いギボシや端子を片っ端から新品に付け替え。やりながら具合をみていたら…

発見!!

ここのアース。たかが このアースのせい でした。ビックリした。ここを触るとエンストする

「何でだ~!!」

がっちり作り直しておしまい。 後日談…電気系をリフレッシュ …いいです!

なんだか急に素直になりました

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キャブレター、エアクリーナの調整

そもそも…納車したときからキャブやエアクリは「ノーマル」 だと思っていた…エンジンかかるし走るから 「そんなもんだろう」 と… ノーマルのキャブは

「デロルト」

…知らない…スミマセン無知で。自分流だとキャブはやっぱり

「ケイヒン」

でしょう。もともと PE24 がついていたし。前オーナーがつけたのでしょう。 エアクリも開けたら一部削られていた。 どうやら 「お約束カスタム」 のようです。

ひと通りクリーニング。 ジェットセッティングはテキトーにされていたようだ…プラグあけたらタールのような黒々したモノがベタベタだった。

無論プラグも新品に交換

(安いやつで充分) 気密性を確保するためにバンド、アクセルワイヤー、マニホールド… この辺は迷わず交換。どこでも手に入るし。

SJを45

MJを128

元々のジェットセッティングは「ウソだ…」 ってゆう感じ。怖くて言えない。ってゆうか乗ってる本人が気付かなきゃ…私です…

さて試乗…

バキューっ!!

うお~速ぇ~!!

あ~ビックリ…(´゚д゚`)

キャブレタージェット交換→

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エンジンハンガーの改良

エンジンハンガーも 弱点 な部分のひとつ。 スクーターはエンジンとリアタイヤが一体になっている。この後部エンジンと本体をつなぐいわば「つがい」にあたる部分。 の部分のしなやかさが乗り味に大きく影響するわけだ…

リアサスを高価なものに変えてもハンガーがダメだと 全く意味がない。

そこで KMRDさん の登場です。

ナンバー曲がってますが気にしない。 ハンガーが逝ってるとタイヤが傾いたり、タイヤを持ち上げるとガタついたり酷いときはグニャリとねじれたりする。そりゃそうだ…

シャフトのスペーサーが「樹脂」です。 当然、削れて摩耗します… 国産がどうなっているのかは存じませんが… リペアパーツを見たことありますがそのまま樹脂でした。(ジュラコン?)ということで…

ベアリングを組み込むことにしました 。(HK1412 ニードルベアリング)

KMRDさんのブログから抜粋しています。

繊細な削り込みによって投入されたベアリング。

嘘のように生まれ変わったハンガー。リアサスから伝わる路面の感触が実に…

気持ちいい!!

路面の感触もさることながら立ち上がりにしっかりとタイヤが食いついている感じが手に取るようにわかります。

いいねえ~

ちゃんとすればしっかり仕事してくれます。 これでガタガタ消耗ハンガーから脱出。乗り味サイコー!!KMRDさん ありがとう

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水温計を設置

またまた走っていて気づいたこと…頻繁にファンが回る。走り出してしばらくすると止まる。

ちょっとするとまた回る…

う~ん…こんなに頻繁に回るか? 大型バイクでも渋滞中にファンが回る程度…

なんでだ~!!…もう…

カスタムというよりかは原因の洗い出し。いったい何℃で回っているのか… ホントはアナログのメーターにしたかったが安さ、お手軽さで KOSO に決定。

冷却水のパイプを切って割り込ませる。 エンジンから出たての熱々の場所にセット。 配線も楽々。ウオーターポンプの時と同じ。 いざキーを回すと

「ピカッ!」

いいねぇ…さあこれで頻繁に回るファンの原因がつかめるか…?

施工方法はこちら

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ラジエーターを新品に交換

水温が見れるようになったおかげでいろいろわかってきた。

今思えばいちばん最初につければよかった…

アイドリングやトルク感、気温との兼ね合いなどそのつど水温計は正確に示してくれる。冷却ファンの動き出し温度(86℃)もわかった。85~86℃あたりに「カチ…キュ~ン」と。77~78℃あたりで止まる。

確かに80℃あたりが 走っていて 「最高に気持ちいい」きっとこの辺を使うといいのだろう。

しかし…

すぐ水温上がっちゃう…ファンが動いて水温下げてもまたすぐ上がっちゃう。

そんなもんなのか君は!?

ならばラジエーターをチェック。 外してクリーニング…

サビ水ド~ロドロ

そもそも洗ったところでサビは取れないだろうしそのせいで穴でもあいてたら目も当てられない。 ネットで探したら… 「Italjet UK」で38ユーロのセール。ポチすると一週間で到着。すごい世界だ。早速装着。

冷却効果は一目瞭然!!

逆にオーバークール気味に。でもうれしい。 アルミテープで半分覆うと…丁度良くなった。

これ以降完全に 冷却 の呪縛から解放された

 

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フロントカウルのふたを剥がれ防止

ある日バイクで帰宅したところ(通勤で使いはじめました)

無いの…

ふた…(・_・;)

クーラントタンク丸見え。 スマホや財布が無い時くらい血の気が引きました…何故なら…

入手が 最困難 といっても過言ではない。たかが 「ふた」 のくせに…

自作されている方は多くいらっしゃいます。 カーボン製などが販売されていることもあり… しかし「オリジナル」は廃版中古 にいたってはほぼ見たことがない

最近出品されるようになりました。

 

落としたと思われるところを探しました。必死に。そしたらあった…

下校中の小学生が蹴って遊んでた…

おい…(;´Д`)

なんとか拾い上げたものの裏の爪が削れててそのままでは固定できない

( ノД`)シクシク…

ならば… エイっ!

電気工事する人ならお馴染みの部品です。 コンセントなんかを壁に固定するときに使用するもの。ネジがきかない中空のボードなんかに固定できる。1セット100円くらい?ねじ付きで。

ほんの少し緩めるだけで簡単にとれる。取り付けも簡単。しかも強めにぎゅ~っと圧着もきく。 ただネジ位置間違えるとやり直しききませんのであしからず。

最近eBayにも出品あります。ロゴシールありませんが…

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タンデムシートのカギを改良

このバイクにはカギをさしてロック解除する場所が5か所ある。(メインを含め)そのひとつタンデムシート。

本来はその下にオイルタンクがありオイルの補充ごとにタンデムシートをロック解除して開ける。

ハイ…毎度おなじみの 「ダメ」部品 …

当然うちの子のもダメになりました。 ある日帰宅するとタンデムシートがずれてる。戻してももはや引っ掛かりがない。

 

これは小物入れのキーシリンダー。

見ての通り今にも壊れそう…タンデムシートのカギも同じ形。赤い引っ掛けがカウルの内側に引っ掛かり固定される。 しかし何度も開け閉めしてる間に引っ掛かりが丸く摩耗する。さらに変な力がかかるとすぐ 割れて終了となる。

すでに崩壊状態のため対策をとらねば…

 

そこで思いついたのがこのカムロックガラスケースに使うやつです。 造りが良くて金属製ってことでこれで試してみよう…

 

2~3度調整して終了。 思いのほか使いやすい。水もしみない。 おかげでオイルタンクを外したスペースにものを押し込んでもしっかりと閉まるようになった。

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リアサス交換

そろそろ走り慣れてくるとどうしても気になる部分…

スピードにのるとシートからの突き上げ感なんとなく怖い…不安定感があるし… タイヤ圧を調整してためしてみるも… そこじゃない感じ。

過去にサーキットで「怖くてアクセル開けらんない」って相談したらリアサス調整を教えてくれた。不思議と怖さがなくなり積極的に操作できるようになった…

これだ…

下のテキストからリンクしています。

YSSリアショック(黒)

早速サイトで探すも 「ビチューボ」 が多い。でも予算が… 「ebey」 で探すと…

おっ発見

さすが世界中にファンがいるおかげで海外サイトはバリエーション豊かな印象。本体が11000円くらい(送料6000円くらい・・)ポチして一週間できた。

いいぞ「ebey」

早速装着…装着っ…

あれ?つかない…下部のコの字の幅が合わないなんだよこれ…よし削っちゃえ…

ハイ付きました!

見た目もいい感じ。何より造りがいい感じ。 付かないけど… 早速試乗開始。「お~…ソフトな走り心地」ノーマルより確実にいい仕事します。コスパ最高テーマは「なるべくノーマル」なんだけど… まっ…これはいいか…

フロントサス編-先日(2019.2)フロントサスも交換しました。

ちなみにこのフロントサス交換はこちら→

2021.7 DS用サスペンションへ換装 フロント編  リア編

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STAGE6リードバルブに交換

先日、仲間よりリードバルブの話で盛り上がる。「STAGE6って知ってる?」

全然知らない…なにそれ…

いいリードバルブがあるとの情報。しかしなんだろう…?それは。なんてことない、実は自分のバイクに装着されていた。

よく見るとキャブのインテークの所にV-FORCEの文字が…これか。

凄まじいレーサーのレスポンス

狂暴なまでの更けあがり

秘密はここにあるのか…よしならばポチ。

STAGE6 V-FORCE 3 (S6-3219002)

10000円ほどで購入可能です。しかし…イタルジェットともドラッグスターとも記載がありません。50ccとか記載がありますが気にしない。これで大丈夫です。

二週間ほどで到着。早速付けてみよう!!

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ノーマルのホースも幾度となく取り付け外しを繰り返していくうちひび割れ等の劣化が起こります。今回は車用のシリコンホースで代用。年末大掃除の合間のちょっとした時間で簡単装着。

シリコンホース

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おひとつ1300円ほどのバルブ。Amazonでポチして簡単取り付け。加工なしでイケます通常のバルブと違い明るさは常に一定です。

バイク用LEDヘッドライト

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